恋愛心理学
・アンダードッグ効果
弱い者や不利な状況にある人に、思わず手を差し伸べたくなってしまう心理のこと
・スリーセット理論
人の印象は出会ってから3回会う間に決まるとされている。
初対面:第一印象を決定する。まずは外見から人柄をイメージし、次に表情やしぐさ、話の内容などから相手の印象を決める。
ここで悪い印象を与えてしまうと恋愛対象から外れてしまうことも。
2回目:印象を再判定する。自分が思った印象が正しかったのか再度相手を判定します。
3回目:印象を確認する。判定した印象を確認し、固定化します。これ以降も会うことにより固定化した印象が強くなり、簡単に変わることはありません。
状況次第ではギャップによって良い印象を与えられることも。
・ 好意の返報性
人は何かしら他人からプレゼントやお土産をもらうと、相手に対してお返しをしなければいけないと考える心理。
・自己開示
悩みを打ち明ける(自己開示する)ことで、相手との距離を縮めることが期待できます。
・クロージング効果
外との繋がりを閉じ、2人だけの世界を作ることです。閉じ方には2種類あり、交際宣言などして周囲から「外から閉じる方法」と、
秘密などを共有する「内から閉じる方法」があります。
・ノンバーバル・コミュニケーション
言葉にしない気持ちの表れ。
・ブックエンド効果
好意を持った相手に対して、視線を向け、体も同じ方向に向き、身を乗り出したりする効果。
・ウィンザー効果
第三者から伝えられた情報の方が信憑性が増し、印象が強く残る効果。
・カチッサー効果
ある働きかけによって、深く考えることなしに、ある行動を起こしてしまう心理現象。
・フット・イン・ザ・ドア
最初に小さな要求をして、次に本命の要求をする手法。
・ドア・イン・ザ・フェイス
最初に受け入れられないような大きな要求をし、一度断りを入れると、次の本命の要求に対して断りづらくなるというテクニック
・ランチョン・テクニック
おいしい食事を利用して、食事の満足感と、相手に対する満足感を重ねやすくなる効果。
快適な環境(室温23.3℃、湿度30%)で人が集中していられる90分ほどがよいと言われている。
・パーソナルスペース
他人に近付かれると不快に感じる空間。
・ゲイン・ロス効果
人が総量よりも「変化の度合い」によって大きく影響を受ける心理。
・単純接触効果(ザイアンス効果)
何度も会うことによって、相手を見慣れ、警戒心が薄れていき、好意を持ちやすくなる効果。
・黄昏効果
夕暮れどきは、人間の活動能力が全般に低下する時間帯だとされており、相手の気持ちを聞き出したり、告白をするには最適な時間。
・ジョハリの窓
人が褒められて最も嬉しく感じるのは「本人は気づいていない、他人が知っていること」。
・メラビアン効果
第一印象を定義づける要素の割合は視覚が55パーセント、聴覚が38パーセント、言語が7パーセント。
・ダブルバインド
選択肢を二つ提案して、どちらか一方を選ばないといけないかのような 状況にすること。
・YESの法則
相手がYESと答えやすい質問から徐々に本題へ誘導し、最終的にYESと言わせる。
・アセンブリ
人間は記憶や感情を空間に配置して覚えたり思い出したりします。
・アンカリング
提示された特定の数値や情報が印象に残って基準点 (アンカー) となり、判断に影響を及ぼす心理傾向のこと。
・ミラーリング
相手のまねをすることです。表情や仕草、声色や姿勢を真似するだけで親近感が上がる。
・グラステクニック
口を直接つけるものであるグラスの位置は、その人たちの心理的距離感を代弁している。
・ツァイガルニク効果
人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。
・カリギュラ効果
禁止されるほどやってみたくなる心理現象。
・ハロー効果
外見や職業などの属性=目立つ特徴が与える印象によって、
実際の能力や性格に関係なくそういった部分まで高く評価されたり、逆に低く評価されたりといった認知バイアスのこと。
・混乱法、驚愕法
訳の分からない話をして相手の判断能力を奪った後に明確なオーダーをしてOKさせるというもの。
・ジョハリの窓
解放の窓、秘密の窓、盲点の窓、未知の窓。盲点の窓の長所をほめると効果的。
・保有効果
自分が所有しているものの価値を、適正な価格よりも高く感じる心理効果。
・現状維持バイアス
現状をできるだけ維持したいという心理傾向。
・吊り橋効果
2人で怖い・ヒヤヒヤする体験が原因となった「恐怖心によるドキドキ」を「そばにいる異性へのトキメキ」と勘違いし、相手を好きになってしまうこと。
・認知的不協和理論
心の中にある矛盾を解消しようとする心理作用。
・嫉妬のストラテジー
「他の異性にとられてしまうのかもしれない」という危機感や焦燥感からジェラシーを刺激し、恋心を抱かせるというテクニック。
・ピークエンドの法則
過去の思い出の良し悪しを評価する際には、最高の時(ピーク)と最後の時(エンド)とを踏まえて判断する。
・MUM効果
相手のことを知らなければ知らないほど、悪い方向に考えてしまう」という心理傾向。
・フォアラー効果(バーナム効果)
誰にでも当てはまるようなことを、自分だけに当てはまるものだと捉えてしまう心理学。
・仮眠効果(スリーパー効果)
信憑性の低い情報が一定期間を経過して、急に意識されること。
・ボッサードの法則
物理的に距離を縮めてみて、相手が自分をどう思っているかをはかるテクニック。
・マジシャンズチョイス
相手が自分の意思で選んだと思っているものの、実は選ばされている。
・ホットリーディング
事前に相手の情報を調べておくという方法。
・ローボール技法
受け入れられやすい要求をまず相手に飲ませて、後から条件を釣り上げていく交渉テクニック。
・クライマックス法
インパクトを最後に持ってくる話し方です。相手がこちらの話に興味を持っている時に使うと効果的。
・アンチクライマックス法
インパクトを最初に持ってくる話し方です。相手がこちらの話に興味を持っていない時に使うと効果的。
・バックトラッキング
オウム返しのように相手が言ったことをそのままの言葉で繰り返す。
・アンビバレンスの法則
相手が気付かないようなこと、今まで言われたことにないような欠点やコンプレックスを探して褒めること。
・キーワード喚起法
相手にあるキーワードを連想させ、実際にそれを言わせることで、自分の狙いや目的を効率的に実現させるテクニック。
・暗闇効果
暗闇が持つ不安感や秘匿性、一体感を感じやすい事に影響を受け、他人との関係が急速に親密なものになりやすくなる効果の事。
・結合法
複数の事柄を結合させ目的を煙に巻くと申しますか、注意を分散させる事で面倒臭くなり、断わりの確率を下げる効果。
・サイレントフォーカス
不自然な沈黙(間)を作ることによって、相手の関心をこちらに引き寄せる。
・シュガーランプ
「砂糖の塊」のような心地よい言葉をかけて相手の抵抗を弱め、好意的にするための方法。
・サイコロジカルタッチ
自然に二の腕をタッチする。
・ソクラテスストラテジー
質問によって相手の態度を変えていく。
人は偶然の一致が重なると相手に特別な感情を抱きやすい。